【無意識はいつも幸福を求めている】

深い闇の中
ただよう意識は
忘れかけた光を
ただ 追いかけようとする
わずかばかりの木漏れ日さえ
身体中に抱き寄せる
ただ無心に幸福を求め

朝の光の中
目覚めた君は
ほんの明かりにさえ
怯えふるえてる
少しばかりの微笑みさえ
身体中から振り払う
ただ無心に幸福を恐れ

春の肌寒い日に
旅立つ君は
深くうずもれた希望を
今、呼び覚まそうとする
一度限りのさざ波さえ
身体中をうるおすものさ
ただ無心に幸福を求め

(作詞・作曲:築秋雄)


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